ゲンノショウコ
ゲンノショウコ(現の証拠)はフウロソウ科の多年草で、道端や草地に普通に生えます。花期は7〜10月と長く、花と果実が同時期に見られます。果実は熟すと基部の膨らみが反り返り、面白い形を作ります。
果実は長さが約2cmの細長いオクラのような形で、基部の膨らみに1個の種子が入る。果実は熟すと黒くなり基部の皮が5裂し、膨らみが外側に巻き上がる。
5個の膨らみに種子が1個づつ入っている。もうすぐ膨らみが裂けて種子を弾き飛ばす。
膨らみが裂けて種子を弾き飛ばした後の果実。
種子は長さが約2mmの楕円形。
若い果実は、熟した果実と同時期に見られる。
白色の5弁花で、花柱は5裂する。西日本では淡紅色が見られる。
仙台市茂ヶ崎