ヤマウコギ
荒れた雑木林の中でヤマウコギ(山五加木)を見つけました。枝には棘があり、新芽や若葉を食用できることから、東北地方では生垣などに植えられてきました。近くの林の中にはタカノツメやコシアブラ、ハリギリ 、タラノキなどウコギ科の仲間が自生していて、ほぼ同時期に芽吹きます。
枝に鋭い棘がある。新芽は香りがあり天ぷらなどにして食べられる。
ウコギ科の落葉低木。掌状複葉で5個の小葉がある。
雌雄異株で花弁は5個、雄花には雄しべが5個ある。 5月22日
よく似たウコギ科の仲間の芽吹き。新芽は全て天ぷらなどにして食べられます。
タカノツメ。落葉小高木で、葉は互生し3出複葉。
落葉高木のコシアブラ。掌状複葉で5個の小葉がある。
落葉高木のハリギリ 。枝には鋭い棘がある。葉は互生し、掌状に5〜7裂する。
タラノキ 。落葉小高木で枝には鋭い棘があり、葉身は大形の2回羽状複葉。
仙台市茂ヶ崎