面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

クガイソウ

クガイソウは6〜7月にかけて総状花序をつけ淡紫色の花を多数咲かせます。花冠は筒状で先が4裂し雄しべと雌しべが出てきます。よく見ると雄しべと雌しべは花冠より長く突き出て賑やかです。梅雨頃、長く伸びた茎に多数つく淡紫色の花は爽やかです。 淡紫色…

ニガイチゴ

初夏の雑木林には、ヤマザクラやヤマグワ 、ウグイスカグラなど春に花を咲かせた木々の多くが実をつけています。モミジイチゴの果実はあまり見かけなくなりましたが、かわりにニガイチゴ(苦苺)の果実が赤く熟しています。ニガイチゴは花も果実も上向きにつ…

ナツハゼ

ナツハゼ(夏櫨)はツツジ科の落葉低木で5〜6月に釣鐘状の花を下向きに咲かせます。両性花で花冠は赤みを帯びた淡黄緑色で変化があります。花期後2〜3週間で結実し、若い果実にはサクラの花弁のような萼片の跡が残ります。果実は夏から秋にかけて黒く熟…

イワガラミ

イワガラミ(岩絡み)はアジサイ科のつる性木本で、6月頃から枝先に散房花序をだしクリーム色の両性花を咲かせます。ツルアジサイとよく似ていますが、イワガラミの装飾花は1個で、ツルアジサイは3〜4個の装飾花がつきます。 白色の装飾花は萼片が1個で…

ウリノキ

ウリノキ(瓜の木)は6月頃、葉腋から集散花序をだし白色の花弁の花を咲かせます。開花前の花弁は細長い筒状ですが、開花すると6〜8個の花弁は外側にクルクルと巻きあがり、雄しべ、雌しべが見えてきます。ウリノキ 科の落葉低木で、葉は瓜の葉に似ていて…

果実の結実

4〜5月頃に花を咲かせた木々の果実が結実してます。生まれたばかりの果実には雌しべの名残がついていたり、枝には枯れた雄しべなどが残っていたりしています。果実は夏から秋の時期に成熟して、様々な色と形に変化します。 オニグルミの生まれたばかりの果…

モミジイチゴ

初夏の雑木林では、モミジイチゴやウグイスカグラなどが果実をつけています。モミジイチゴ(紅葉苺)は小さな果実が多数集まった集合果で、葉に隠れるように黄色の果実をつけます。果実は甘くそのまま食べられます。花期は4月で、白色の5弁の花を下向きに…

カラスノエンドウ

つる植物のカラスノエンドウが5月下旬頃から、果実が黒く熟して種子を弾き飛ばしています。黒く熟した果実を覗き込むと、いろんな方向から小さな種子が飛んできて身体に当たります。花期は4〜5月で紅紫色の小さな蝶形の花を咲かせる。 果実は熟すとサヤが…