面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2022-01-01から1年間の記事一覧

葉っぱの形2

仙台市内の街路樹や公園で見られる木々の葉を30点、掲載しました。今回もクイズ式にしましたので、コメントをヒントに考えて見てください。答えは最後にあります。 31ニレ科の落葉高木で、街路樹を代表する樹木。若葉と黄葉がきれい。 32モクレン科の…

葉っぱの形

青葉山や近辺の雑木林で見られる木々の葉を30種類、掲載しました。クイズ式にしましたので、コメントを参考に名前を当てて見てください。答えは最後にあります。 1ブナ科の高木で、雑木林を代表する木です。この葉の側脈は12対です。 2ブナ科の高木で…

カラスビシャク

カラスビシャクはサトイモ科の多年草です。仲間のマムシグサやウラシマソウなどと同じく仏炎苞に包まれる肉穂花序をつけます。3小葉で付属体が長く伸びるのが特徴です。同じハンゲ属のオオハンゲは7月に肉穂花序をつけ、林縁の日陰などに生えます。 草丈は…

ノゲシとオニノゲシ

ノゲシ(野芥子)とオニノゲシ(鬼野芥子)は、春から夏にかけて、道端など同じところに生えるキク科の越年草です。ノゲシは在来種ですが、オニノゲシは、欧州原産の帰化植物です。頭花や葉の形がよく似ていて見分けがつきにくいですが、果実の形で違いがわ…

ハナイカダ

ハナイカダ(花筏)は、葉の上に花を咲かせる印象的な花です。雌雄異株で雄花は葉の中心部に数個つけます。若芽は食用になり、球形の果実は7〜8月に黒く熟します。 小さな花は主脈から花柄を出している。雄花は数個まとまってつき、花弁は3個、雄しべは3…

ヤマウコギ

荒れた雑木林の中でヤマウコギ(山五加木)を見つけました。枝には棘があり、新芽や若葉を食用できることから、東北地方では生垣などに植えられてきました。近くの林の中にはタカノツメやコシアブラ、ハリギリ 、タラノキなどウコギ科の仲間が自生していて、…

木々の芽吹き7

ここ数日気温が上がり、仙台市内の桜が満開です。木々の冬芽も裂開が始まり、新芽が顔をのぞかせています。雑木林では、ノリウツギやミヤマガマズミ、ヤブデマリ、ニワトコなどがいち早く芽吹いています。 ノリウツギ。葉は対生し、卵形で鋸歯がある。開花は…

ガガイモ

冬の時期、広瀬川河川敷では、枯れ枝や枯れ草の中で、ガガイモやヘクソカズラ、ツルマメなどのつる植物が果実をつけています。ガガイモの果実は袋果で、熟して裂開すると長い毛がついた多数の種子を散布します。 果実は袋果で長さが約9cmの広披針形。袋果は…