カラスビシャク
カラスビシャクはサトイモ科の多年草です。仲間のマムシグサやウラシマソウなどと同じく仏炎苞に包まれる肉穂花序をつけます。3小葉で付属体が長く伸びるのが特徴です。同じハンゲ属のオオハンゲは7月に肉穂花序をつけ、林縁の日陰などに生えます。
草丈は20〜40cm。小葉は長さが5〜10cmの楕円形で先はとがる。
仏炎苞に包まれる肉穂花序をつける(上)。仏炎苞を剥がして見ると上部に雄花、下部に雌花が見える(下)。
肉穂花序の付属体は、長く糸状に直立してのびる。
湿った草地に群生して生える。
オオハンゲの花序。
肉穂花序の付属体が長く伸びる。
草丈は20〜50cm。葉は3小葉で、カラスビシャクより大きい。 7月27日