面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

紅葉と黄葉3

初冬の時期になり、仙台市内の街路樹ではケヤキやイチョウ、ユリノキなどの紅葉が見頃です。公園や雑木林ではドウダンツツジやアジサイ、ミヤマガマズミ 、ヤマツツジなどが紅葉していて、様々な色合いが楽しめます。 ドウダンツツジの紅葉は遠くからでもよ…

ヒマラヤスギの雄花と雌花

針葉樹のヒマラヤスギは10〜11月に雄花と雌花がつきます。雌雄同株で雄花序には上向きに多数の雄花がつき、雌花序には数個の雌花がつきます。雄花は成熟すると大量の花粉を飛散し、受粉した雌花は1〜2年かけて球果が熟します。 雄花は約3cmの大きさで…

種子の造形2

晩秋になり、自宅近くの雑木林や公園では、ハクウンボクやヤブデマリ、クサギ などの落葉樹は、すっかり葉を落とし果実もつけていません。ナンキンハゼやミヤマガマズミ、カンボクには、まだ果実がついています。常緑樹のサンゴジュやモチノキにも、赤い果実…

紅葉と黄葉2

11月中旬になり、仙台市内の雑木林や公園の木々の紅葉が見頃になりました。遠景から見る紅葉も美しいですが、近くで見ると葉の縁や葉脈などの模様が良くわかり、微妙な色合いも味わえます。 コハウチワカエデの葉は掌状で7〜9裂し、ハウチワカエデよりも…

モチノキ

モチノキ(黐の木)はモチノキ科の常緑樹で、10月から11月にかけて赤い球形の果実をつけます。果実は核果で一個に4個の核があり、核は半月状でシワがありギョウザのような形をしています。花期は4〜5月で、小さな花が束生して多数つきます。 熟した果…

落ち葉

11月に入り、雑木林や公園などの木々が色づき始めました。地面にはコナラやクヌギ、コブシなどの落ち葉が目立つようになり、ホオノキは半分以上葉を落としています。ブドウ科のナツヅタは紅葉が美しく、地面に落ちてもよく目立ちます。 ナツヅタ。葉の所々…

モッコク

常緑樹のモッコク(木斛)は、秋に果実が熟すと果皮が裂開して朱色の種子が出てきます。花期は6〜7月で白色の花弁を下向きにつけます。丈夫で樹形が美しいことから庭木や公園樹などによく植えられます。 果実は球形のさく果で、熟すと果皮が裂けて種子が出…