面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ハンノキ

ハンノキ(榛の木)はカバノキ科の落葉高木で、1〜3月に花を咲かせます。雌雄同株で枝先に雄花序を垂れ下げ、小さな雌花序をつけます。仲間のハシバミやツノハシバミ などと共に春の訪れを告げてくれます。 雄花序は長さが4〜6cmで、枝先から3〜5個垂…

キササゲの果実

キササゲ(木大角豆)は中国原産の落葉高木で、果実は秋から冬の時期に茶褐色に熟します。果実は細長いサヤ状で、裂開すると多数の種子が風で散布されます。種子の両端にはふわふわした長い毛があり、風で遠くまで飛ばされます。 裂開した果実から種子がお互…

冬芽と葉痕3

冬の時期の楽しみの一つに冬芽と葉痕の観察があります。冬芽には、春や初夏に芽吹く花芽や葉芽の生命力が感じられ、葉痕には様々な形や模様が、人や動物に見えたりして、面白さがあります。 サンショウの大きなトゲは広げた翼のようで、今にも飛び出しそう。…

マンサク

2月になり水の森公園のマンサク(満作)が咲き始めました。例年よりひと月ほど早い開花です。マンサクはキブシやウメなど早春に咲く木々の代表で、一足早く春の訪れを感じさせてくれます。 花は両性花で黄色いちぢれた線形の花弁が4個、赤紫色の萼片が4個…