面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ユリノキ

仙台市内では街路樹として植栽されているユリノキ(百合の木)が満開に咲いています。ユリノキは北アメリカ原産の落葉高木で、5月中旬頃から6月にかけてチューリップのような花を咲かせます。花は高木で上向きに咲くため下から見上げる他はありませんが、…

ハマナス

ハマナス(浜茄子)は北海道や東北の海岸の砂地などに自生する落葉低木です。花は5月頃から枝先に1輪から3輪ほどつけます。紅色の花弁と白い花糸と黄色い葯が緑色の葉とのコントラストが良く華やかです。 ハマナスの雄しべは円状に多数つく。多数の雄しべ…

キリの花

キリ(桐)は5月中旬に枝先に円錐花序をつけ多数の花をつけます。花は両性花で花冠は淡紫色で先端は5裂します。原産地は中国で、日本では公園や庭などに植栽されています。キリの花は500円硬貨にも描かれている身近な樹木です。 キリの両性花。雄しべは…

オニグルミ

オニグルミ(鬼胡桃)は雌雄同株で4月中旬から雄花序をつけ、5月上旬に雌花序をつけます。葉は羽状複葉で花の開花と同時に展開します。雄花序は前年枝の腋芽から垂れ下がり、多数の雄花が下向きにつきます。新枝の頂芽につく雌花序には多数の白い毛や腺毛…

トチノキ

仙台城三の丸跡のトチノキ(栃の木)が円錐花序を直立させ多数の花をつけています。トチノキは4月頃に芽吹きと同時に花序もつきます。5月頃から円錐花序の蕾が開き始めます。花は多数の雄花と両性花を咲かせ華やかです。 トチノキの両性花。雄しべは7個あ…

アカマツとクロマツ

アカマツは日本の山野に自生し、クロマツは日本の海岸線沿いを中心に自生しています。公園や庭にも良く植栽される常緑高木で、松ぼっくりでも馴染みが深い樹木です。アカマツとクロマツは雌雄同株で4月下旬から5月にかけて雄花と雌花が一つの株につきます…

タブノキ

タブノキ(椨の木)は日本の沖縄から本州に自生し4月下旬から5月にかけて両性花をつけます。大きく膨らんだ冬芽が開くと円錐花序や新しい葉が一斉に伸び出します。近くで見ると雌しべや雄しべなど花の構造が良くわかります。公園などにも良く植栽される常…

ネコノメソウ

ネコノメソウ(猫の目草)は、山野の湿地に4月中旬頃小さな黄色い花を咲かせ、4月下旬には果実をつけます。果実はさく果で熟すと上部が裂け種子が出ます。裂開した果実が猫の目のように見えることが名前の由来のようです。ネコノメソウの仲間のヤマネコメ…

ハウチワカエデ

5月になり仙台市街のケヤキ並木の新緑が見頃になりました。今年は4月に気温が高い日が続いたこともあり例年より早く新緑を迎えています。ハナミズキやナナカマドなども若葉を広げて花を咲かせています。ハウチワカエデは落葉高木で山地に自生します。公園…