面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

コノテガシワの球果

コノテガシワはヒノキ科の常緑針葉樹で、庭木や生垣などによく植えられます。雌雄同株で、3〜4月に咲く花は小さく目立ちませんが、球果は白緑色から熟すと褐色になり、面白い形をしています。 球果は熟すと褐色になり種鱗が裂けて種子を散布する。 球果が…

スギの球果

スギの球果が熟して果麟が開いて種子が顔を覗かしています。球果には鎌のように先が尖った果麟が20〜30個あり、それぞれの果麟に種子が2〜3個ついています。 球果は直径、15〜20mmの球形で果麟の先が尖る。尖った果麟の先は柔らかく、触っても痛く…

ヒノキ

ヒノキ(檜)の球果はサワラと良く似ていますが、サワラより一回り大きく、小さなサッカーボールのような球体です。秋から初冬に球果の果鱗が開いて種子を散布します。 球果の大きさは直径、約10mmの球体。球果の果鱗が開いて種子がこぼれ落ち、風に飛ばさ…

サワラ

サワラ(椹)はヒノキ科の常緑高木で、公園などに植栽されます。秋から冬に球果が熟して果鱗が開き種子を散布します。ヒノキとよく似ていますが、球果や葉裏の白い気孔帯などの形で区別ができます。 果実は直径約6mmの球体で、熟すと果鱗が開き種子を散布す…

初霜

氷点下に冷え込んだ朝、広瀬川河川敷のヨモギやツメクサ、ススキ、キンエノコロなどの草花に霜がつき、朝日が差し込みキラキラ輝いている。草花の茎や縁につく霜は、わずかの時間、華やかな造形を見せてくれます。 ムラサキツメクサ。 キンエノコロ。 ツルマ…

コクサギ

初冬になり木々の落葉が目立つようになりましたが、よく見ると果実がついている木々が多くあります。コクサギ(小臭木)は山野の沢沿いなどに生え、花期は4月で、秋から冬に熟した果実は裂開して種子を自動散布します。 果実はさく果で、果実の外果皮と内果…