面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ガマズミ

9月から10月にかけて日当たりの良い雑木林の林縁では、小さな赤い果実をつけたガマズミが目につきます。ガマズミはスイカズラ科の落葉低木で、5月頃小さな白い花を咲かせ、秋に赤い果実をつけます。同じ仲間のミヤマガマズミもこの時期、小さな赤い果実…

ハシバミとツノハシバミ

ハシバミとツノハシバミはカバノキ科の落葉低木です。どちらも雌雄同株で早春に花を咲かせ秋に果実をつけます。花や葉の形がよく似ていて見分けがつきませんが、秋につける果実で違いが良くわかります。ハシバミの果実は球形で、ツノハシバミの果実は鳥のく…

ワレモコウ

ワレモコウ(吾亦紅)は、山野の草地に生える多年草です。9月頃、細い茎の先端に小さな花穂をつけ約2mmの花を多数咲かせます。茎は分かれて先端に小さな花穂をつけ、風が吹くとゆらゆらと揺れ草地の中でよく目立ちます。花には花弁がなく、開花後は萼が残…

ミズヒキ

ミズヒキ(水引)は、林の縁や藪などに生える多年草です。9月頃、茎の先や葉腋から総状花序をだし、小さな花をまばらに咲かせます。離れて見ると針金のように細い花茎につく小花がトゲのように見えますが、近くで見ると4裂した花被片が紅色と白色に分かれ…