面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ゼンテイカの果実

ゼンテイカ(禅庭花)はツルボラン科の多年草で、6〜7月に花を咲かせ、7〜8月に果実をつけます。果実はさく果で、熟すと上部が裂開して種子が出てきます。ユリ科の仲間のように見えますが、種子には翼がなくヤブランの種子とよく似ている。 果実は3室に…

トウネズミモチ

トウネズミモチ(唐鼠黐)はモクセイ科の常緑小高木です。6月〜7月にかけて新枝の先に円錐花序をだし小さな白色の花を多数つけます。中国原産で公園などに良く植えられます。花や葉、果実がよく似ているネズミモチは、関東以西に自生し、庭木として良く植…

ジャノヒゲ

ジャノヒゲは日陰の林床などに生える常緑多年草です。7〜8月に花茎に花序をだし下向きの小さな花をつけます。花序は垂れ下がり、花は下から覗かないと良く見えません。秋から冬につけるコバルトブルーの種子は美しく、良く目立ちます。 淡紫色の花被片が下…

ノリウツギ

ノリウツギ(糊空木)は山野に生えるユキノシタ科の落葉低木です。花期は7〜8月で円錐花序に多数の小花をつけ、白色の装飾花がアクセントになり、清楚な花です。 花弁が5個、雄しべが10個、花柱が2〜3個つき、それぞれの花序に1個の装飾花がつく。 …

トリアシショウマ

梅雨の時期、雑木林の縁などに白色の小花をつけたトリアシショウマ(鳥足升麻)が良く目立ちます。少し早く咲くヤマブキショウマ(山吹升麻)と良く似ていますが、花序や3出複葉の小葉の形などに違いがあり区別がつきます。 円錐状の花序には多数の小花がつ…