面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

初冬の林縁

初冬の林縁では木々はすっかり葉を落とし、枝に巻きついたつる植物がよく目立ちます。ボタンヅルやノイバラは果実がまだ残っています。 冠毛をつけたボタンヅルの果実。 しぼんだノイバラの果実。 ヤブランの種子。 ドライフラワーになったモミジイチゴの葉…

ヤブラン

ヤブラン(藪蘭)は林の木陰などに生える常緑多年草です。花期は8〜10月で総状花序に多数の淡紫色の小花をつけます。花後、緑色の果実をつけ、熟すと黒紫色の種子がむき出しになります。 種子は直径6〜7mmの球形。 種子の断面。ゼリー状の胚乳が見える…

落ち葉2

初冬に入りカエデやサクラなど落葉樹のほとんどは葉を落とし、ヒノキやサワラ、スギなどの針葉樹も古くなった葉を落とします。地面には様々な木々の落ち葉が、別の表情を見せてくれます。 ヒノキの葉は鱗状で先端は尖らない。 サワラとヒノキ。茶色がサワラ…