面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

カクレミノ

カクレミノ(隠れ蓑)はウコギ科の常緑小高木です。夏に咲く花は小さく目立たず、果実も小さく地味な色合いで目立ちません。常緑樹ですが秋に紅葉し、落葉した後は若葉が残り、冬の時期に緑色のコントラストが楽しめます。日陰でも育つことから公園や庭など…

果実と種子3

晩秋から冬にかけて草地や荒地、河原などで草木の果実が見ることができ、果実のなかの種子は個性的な形と質感を見せてくれます。 ヤブアズキの果実は長さが7〜8cmのさや状で、熟すとさやがねじれて種子を弾き飛ばす。種子は長辺が4〜5mmのひしがた。 ツ…

冬の草木2

冬の雑木林では落葉樹のほとんどが葉を落とし、アオキやモミなどの常緑樹が目立ちます。その中で秋につけた果実がまだ残ってる草木があり、晩秋の名残を見せてくれます。 ミツバウツギの果実。果実はしおれているが、下からのぞくと種子がまだ残っている。 …

冬芽と葉痕4

冬の時期、風が弱く穏やかな日は木々の冬芽と葉痕を観察するのが楽しみの一つで、面白い形の冬芽や葉痕に出会った時はワクワクします。 三角顔のひょうきんなオオバヤシャブシ。 芽鱗は黄褐色の毛に包まれるウリノキ。 芽鱗は2個つくミツバウツギ。 維管束…

冬の草木

広瀬川の河原にはヤナギやオニグルミ、ネムノキなどの木々、イタドリやオオブタクサ、コセンダングサ、ヘクソカズラなど多くの草木が生えています。雪が降って晴れ間が出た朝、広瀬川河川敷は一面の銀世界、草木がいつもと違った表情を見せてくれます。 雪の…