面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

針葉樹の花

針葉樹のヒノキやサワラ、スギなどは花粉を飛ばすので花粉症の人には厄介です。ヒノキやサワラは3〜4月に、アカマツやクロマツは4〜5月にかけて花を咲かせます。針葉樹の花は、色が地味で目立たないですが、よく見ると花粉を飛ばす雄花の仕組みや受粉す…

スミレの仲間

スミレには多くの種類があり、雑木林などに3月下旬から5月上旬まで咲いています。道端の歩道や土手、石垣の隙間などに生え、小さくて可憐な美しさを見せてくれます。花弁の色や花弁につくスジなどに変化があり、葉の形や生える場所もそれぞれのスミレによ…

ニワトコ

ニワトコ(接骨木)は3月下旬に芽吹き始めましたが、その頃、花芽はまだ固く閉ざしたままで、ようやく4月中旬になり咲き始めました。開花は新芽と同時で総状花序に小さな花を多数つけます。よくみると花弁は反り返り、雌しべと雄しべがよく目立ちます。初…

木々の芽吹き2

3月下旬頃からニワトコが芽吹き始め、4月になると公園や街路樹ではハナノキやユリノキ 、オオデマリなどが、雑木林ではクヌギやイヌシデ、モミジイチゴなどが芽吹き始めました。芽吹きの頃の木々は生き生きして生命力に溢れています。 ニワトコは3月下旬…

スギナとツクシ

4月中旬になり道端ではスギナが一斉に伸びてきました。スギナはトクサ科のシダ植物で胞子で増えます。ツクシはスギナの胞子茎で、ツクシとスギナは地下茎で繋がっています。ツクシは3月中頃から芽を出し、生長したツクシは次々と胞子を放出します。スギナ…

ユキヤナギ

4月上旬頃から仙台市内の公園ではユキヤナギの白い花が満開に咲いています。ユキヤナギは離れて見ても近くから見ても清楚で美しい花です。小さな花ですが接写して見ると、雄しべや雌しべ、蜜腺などのしくみが良くわかります。果実をつけるのも早く、5月頃…

ヒュウガミズキ

3月下旬頃からヒュウガミズキ(日向水木)の花が咲き始めました。トサミズキの花とよく似ていますが、花序につく花の数が2〜3個と少ないのがヒュウガミズキで、7〜9個つくのがトサミズキです。葉が出る前に咲くため満開になると淡黄色の花が良く目立ち…