面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

キキョウ

キキョウ(桔梗)は7〜9月に日当たりの良い草地に生える多年草です。暑い夏の時期、青紫色の花は爽やかで涼しさを感じさせてくれます。蕾はゆっくり膨らみながら開花します。秋の七草の一つです。 花冠が開き始めた頃は先に雄しべが花粉を出す(上)。雄し…

フサフジウツギ

フサフジウツギ(房藤空木)は中国原産の落葉低木で7〜8月に多数の淡紫色の花を咲かせます。空き地などに野生化して生え、芳香のある花に虫たちが多く集まります。紫色の花冠の先端は4裂して折りたたまれていて、四方に開いて咲きます。 花冠は筒状で先が…

コバギボウシ

コバギボウシ(小葉擬宝珠)は7〜8月に淡紫色の花を咲かせます。まっすぐ伸びた花茎に多数の花芽をつけ、筒状の花冠は先端が5裂して下向きに開花します。花はオオバギボウシとよく似ているが、花冠の内側に紫色のスジがあるのが特徴です。 淡紫色の花冠に…

ネムノキ

ネムノキ(合歓木)は7月に枝先に頭状花序をだし淡紅色の花を咲かせます。花は午後から夕方にかけて開き、多数の雄しべがブラシの毛のように広がります。雄しべの先端には黄色の葯がついていて、日が当たると金粉のように輝いて美しい。 枝先に10〜20個…

アカメガシワ

アカメガシワ(赤芽柏)は雌雄異株の落葉高木です。花期は7月で枝先に円錐花序ををだし淡黄色の花を多数咲かせます。花には花弁がないためあまり目立ちません。葉は互生し卵形で先が尖り、葉柄は長く赤みを帯びます。5月初旬に芽吹く新芽は赤みを帯び美し…

リョウブ

リョウブ(令法)は7〜8月に枝先に総状花序をだし小さな花を多数咲かせます。雌雄同株で雑木林などに普通に生える落葉小高木です。秋の紅葉は美しく、晩秋から冬の時期に垂れ下がる果実には趣があり、果実と種子も面白い形をしています。 花弁は5個、雄し…

クモの網と水滴

梅雨の時期、生垣のツツジの葉の上に作られたクモの網に水滴がつき、雨上がりのあと観察すると、水滴がキラキラと輝いて見えたりします。網の下から覗くと水滴は今にも落ちそうに丸く垂れ下がり、様々な形に変化します。 水滴がクモの網に引っ張られているよ…

オオバギボウシ

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)は7〜8月に、長い花茎をのばし多数の白色または淡紫色の花を咲かせます。4月頃の若芽はウルイと呼ばれ食用になり、葉は根生して生長します。6月中旬頃から花茎が伸びはじめ擬宝珠(ぎぼし)のような形の苞がつぼみを包み、…

ソシンロウバイ

ソシンロウバイは中国原産の落葉低木です。ロウバイの園芸品種で、公園などによく植えられています。花期は1〜2月で黄色の花を下向きに咲かせます。果実は春から夏に生長し、秋から冬にかけて乾燥し表面がひび割れて模様がつき、中に5〜12個のそう果が…