面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

カラムシとヤブマオ

カラムシとヤブマオはイラクサ科の多年草で、花や葉の形がよく似ています。花期は8〜9月で、小さな花を多数つけます。カラムシは高さが1〜2mにもなりますが、ヤブマオは高さが1mまでしか伸びません。 カラムシ。雌花序は垂れ下がり、多数の雌花が穂状に…

ノブキ

ノブキ(野蕗)はキク科の多年草です。林内に生え8〜9月に花を咲かせます。頭花は外側に雌花と内側に両性花があり、果実は雌花のみできます。果実はそう果で腺毛があり、動物などにひっつきます。 外側に雌花と内側に両性花があり、雌花のみ実をつける。 …

ノブドウとヘクソカズラ

ノブドウとヘクソカズラは7〜8月に花を咲かせ、秋に果実をつけます。どちらも林の縁の草や木々などに巻きついて生育するつる植物です。 ノブドウはブドウ科のつる性木本。集散花序に多数の小花をつける。花弁は5個、雄しべは5個、花柱は1個。 秋につけ…

ヤマノイモ

ヤマノイモはヤマノイモ科のつる性多年草で、7〜8月に花を咲かせます。雌雄異株で雌花序は垂れ下がり、雄花序は直立し小さな花を多数つけます。雌花の子房には翼があり、オニドコロと違って下向きにつきます。果実はさく果で、3個の翼があり下向きにつき…

アカソ

アカソ(赤麻)はイラクサ科の多年草で茎や葉柄が赤いのが特徴です。雌雄同株で7〜9月に茎の上部に雌花序、下部に雄花序つけます。花は小さく地味で目立ちませんが、葉は先が3裂し真ん中の裂片が尾状に伸びてよく目立ちます。 上部につく雌花序には、淡紅…

ツユクサ

ツユクサ(露草)はツユクサ科の一年草です。花は一日花で、朝に咲いて午後には閉じてしまう。花期は6〜9月で、道端や草地などで普通に見られます。暑い夏の時期、青色の花は、気持ち涼しさをもたらしてくれます。 花弁は3個で、青色の2個がよく目立ち、…