カラスノエンドウ
つる植物のカラスノエンドウが5月下旬頃から、果実が黒く熟して種子を弾き飛ばしています。黒く熟した果実を覗き込むと、いろんな方向から小さな種子が飛んできて身体に当たります。花期は4〜5月で紅紫色の小さな蝶形の花を咲かせる。
果実は熟すとサヤが裂けねじれた反動で種子を飛ばす。弾ける瞬間に「ビシッ」と音がして種子は2〜3mも飛ばされる。
果実の長さは4〜5cmで、サヤの中には6〜12個の種子がある。種子の大きさは2〜3mmの球形。
種子を弾き飛ばし終えた果実のサヤ。
熟す前の果実は、サヤエンドウのようです。 5月8日
果実は5月下旬頃から熟し始める。黒く熟した果実や、まだ青い果実などが見える。
紅紫色の小さな花。 4月8日
葉は羽状複葉で、先端が巻きひげになって他の植物に巻きつく。