面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

木々の芽吹き3

早春の雑木林では、ミヤマガマズミの膨らんだ冬芽の芽鱗が裂けて、新芽が伸び出してきました。アジサイの仲間のバイカウツギやノリウツギも芽吹き始めてきました。他にもマユミやノイバラ、ヤマツツジ、クロモジなどの木々も芽吹き始めています。 ミヤマガマ…

トサミズキ

トサミズキ(土佐水木)は、マンサク科の落葉低木で、3月下旬から4月にかけて花を咲かせます。葉が開く前に咲き、穂状花序に7〜10個の淡黄色の花を垂れ下げます。 雄しべが5個、雌しべが2個あり、雌しべは雄しべより長く突き出る。紅色の葯が裂けて黄…

早春の野草

春の訪れを告げてくれるフクジュソウは2月中旬頃から咲き始めます。道端や草地などには3月になると、オオイヌノフグリ、コスミレ、ヒメオドリコソウなどが咲き始めます。林縁にはセリバオウレンやアズマイチゲ、キクザキイチゲなどが見られます。 フクジュ…

キブシ

キブシ(木五倍子)はキブシ科の落葉低木で3〜4月に花を咲かせます。雑木林ではマンサクやハシバミなどと早春に咲く花の代表です。穂状花序に小さな花が下向きにつき可憐です。 穂状花序が垂れ下がリ、花弁は淡黄緑色で4個、雄しべが8個、雌しべが1個。…

ツクバネの果実

早春の雑木林では、ニワトコやモミジイチゴなどの冬芽が膨らみ始めました。林縁では秋につけたツクバネ(衝羽根)の果実が枝先に残り、良く目立ちます。ツクバネはビャクダン科の落葉低木で、初夏に咲く花は目立ちませんが、果実は羽根つきの羽根のような面…