面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ナツツバキの果実

ナツツバキはツバキ科の落葉高木で、公園や庭などに植栽されます。花期は6〜7月で白色の5弁花を咲かせ、秋に小さな円錐形の果実をつけます。果実はさく果で熟すと先端が5裂し種子を散布します。 果実は大きさが約2.5cmの円錐形で、茶褐色に熟すと五角…

タニウツギの果実

タニウツギ(谷空木)はスイカズラ科の落葉低木です。5〜6月に淡桃色の花を咲かせ、雑木林の林縁を彩ります。果実は細長い円柱状のさく果で、秋に熟すと先端が裂開して小さな種子を散布します。 果実は長さが約2cmの筒状で上向きにつき、熟すと先端が裂開…

コブシの果実

10月中旬、街路樹のコブシの果実が裂開して種子が顔を出しています。果実は袋果で熟すと果皮が裂開して朱色の種子が出てきます。よく見ると種子は白い糸状のものにくっついて垂れ下がり、直ぐには落下しないでゆっくりと落下します。 果実は袋果の集合果で…

キャラボク

キャラボク(伽羅木)はイチイ科の常緑低木です。イチイの変種と言われ、日本海側の山地に自生しますが、庭木や公園樹として良く植えられます。雌雄異株で花期は3〜4月で、秋に赤色の果実をつけます。種子を包む赤色の果肉(仮種皮)はトロッとして甘く食…

サンショウ

サンショウ(山椒)はミカン科の落葉低木です。花期は4〜5月で黄緑色の小さな花を咲かせます。果実は秋に赤く熟し裂開して黒色の種子を出します。葉と果皮に辛味と芳香成分があり、香辛料などとして料理に利用されます。 裂開した果皮から黒色の種子が垂れ…

キヅタ

キヅタ(木蔦)はウコギ科の常緑つる性木本です。花期は9〜10月で、果実は翌年の春に黒紫色に熟します。別名、冬でも葉が見られることからフユヅタとも言い、気根をだして樹木などに絡んで這い登る逞しいつる植物です。 5個の花弁は反り返る。雄しべは5…

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ(現の証拠)はフウロソウ科の多年草で、道端や草地に普通に生えます。花期は7〜10月と長く、花と果実が同時期に見られます。果実は熟すと基部の膨らみが反り返り、面白い形を作ります。 果実は長さが約2cmの細長いオクラのような形で、基…