ハンノキ
ハンノキ(榛の木)はカバノキ科の落葉高木で、1〜3月に花を咲かせます。雌雄同株で枝先に雄花序を垂れ下げ、小さな雌花序をつけます。仲間のハシバミやツノハシバミ などと共に春の訪れを告げてくれます。
雄花序は長さが4〜6cmで、枝先から3〜5個垂れ下がる。開花すると葯から淡黄色の花粉をだす。
雌花序は3〜4mmと短い。雌花は赤紫色で多数つく。
冬空に雄花序と前年つけた果穂がよく目立つ。
冬芽は2〜3個の芽鱗につつまれ、葉痕は半円形。
山野の湿地に自生する落葉高木。 9月24日
果穂は約2cmの卵形で、若い果穂は緑色をしている。
秋に熟した果穂には多数の果実が入っている。
果実は大きさが3〜4mmの堅果で、狭い翼がついている。
仙台市水の森公園