カヤツリグサ(蚊帳吊草)はカヤツリグサ科の一年草です。田畑のあぜや道端、庭先などに生え、繁殖力が強く厄介な雑草として嫌われますが、放射線状につく花序は線香花火のようで面白さがあります。
散形状に花穂がつく。小穂は12〜20個の花からなり、先は丸く小さな突起がある。
熟した小穂は茶褐色になる。真上から見ると華やかな線香花火のよう。
草丈は30〜50cm。茎の中間から花序と線形の苞葉をだす。花序の基部から伸びる苞葉は4〜7本あり、花序より長いのもある。
果実は長さが約1mmの三角状でツヤがある。
仙台市青葉区