ツクバネの果実
早春の雑木林では、ニワトコやモミジイチゴなどの冬芽が膨らみ始めました。林縁では秋につけたツクバネ(衝羽根)の果実が枝先に残り、良く目立ちます。ツクバネはビャクダン科の落葉低木で、初夏に咲く花は目立ちませんが、果実は羽根つきの羽根のような面白い形をしています。
果実は枝先に1〜2個つき、葉状の苞が4個残る。
落葉後も果実は、翌年の春頃まで枝先に残る。
冬芽が伸びて膨らんでいる。
果実は4個の苞がプロペラのようにクルクル回ってる落下する。羽根つきの羽根に似ているのが名前の由来。
果実の大きさは約10mmの楕円形、断面に胚乳と胚が見える。
葉は対生し楕円形で先が尾状に長く尖り、秋に黄葉する。
仙台市茂ヶ崎