スギの球果
スギの球果が熟して果麟が開いて種子が顔を覗かしています。球果には鎌のように先が尖った果麟が20〜30個あり、それぞれの果麟に種子が2〜3個ついています。
球果は直径、15〜20mmの球形で果麟の先が尖る。尖った果麟の先は柔らかく、触っても痛くはない。
葉は鎌状の針形でらせん状に配列され、球果は枝先に1個つく。
種子は一つの球果に数十個あり、長さ約4〜5mmの長楕円形で縁には狭い翼がある。
種子を出したあとの球果は、果麟の先が木質化して鉤爪のように鋭く尖る。
若い球果。直径、約2cmの球形で、秋に熟すと茶褐色になる。 7月10日
ヒノキ科の常緑高木。木全体に雄花が咲き、雄花から花粉が飛散している。 3月29日