面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

サワラ

サワラ(椹)はヒノキ科の常緑高木で、公園などに植栽されます。秋から冬に球果が熟して果鱗が開き種子を散布します。ヒノキとよく似ていますが、球果や葉裏の白い気孔帯などの形で区別ができます。

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果実は直径約6mmの球体で、熟すと果鱗が開き種子を散布する。

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種子の大きさは約2mmのいびつな楕円形で両側に翼がある。

 

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若い球果。 8月10日

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サワラの葉裏。白く見える気孔帯は、X状に見える。

 

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雄花。球形の花粉袋が破けていて花粉を飛ばしている。 4月6日

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幹が真っ直ぐに伸びる樹形。

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樹皮は赤褐色で縦に長く裂ける。

 

仙台市青葉区