面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

コノテガシワの球果

コノテガシワはヒノキ科の常緑針葉樹で、庭木や生垣などによく植えられます。雌雄同株で、3〜4月に咲く花は小さく目立ちませんが、球果は白緑色から熟すと褐色になり、面白い形をしています。

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球果は熟すと褐色になり種鱗が裂けて種子を散布する。

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球果が裂開すると、種鱗の先が鳥のくちばしのように見え、羽の上に種子を載せているように見える。

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種子は灰褐色で、長さが約6mmの楕円形。

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ヒノキに似た鱗片状の葉は、表裏がはっきりせず、気孔帯もはっきり見えない。

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ヒルのような形の若い球果。 7月1日

 

仙台市青葉区