ヤマユリ
ヤマユリ(山百合)は、7月から8月に大きい芳香のある花を咲かせます。秋から冬の時期に果実が3裂して種子を散布します。果実はさく果で上向きにつき、中に多数の種子が入ってます。裂けた果皮は細い糸状のもので繋がっていて、風が吹くと種子は、上部の裂けた隙間から地面に落ちます。
果実を上から見た所。果実は熟すと3裂して上部が開く。中には多数の種子が入っている。
果実は円筒形で、裂けた果皮は互いに細い糸状のもので繋がっている。風が吹くと揺れて上部から種子が散布される。
種子は鈍三角形の翼に包まれる。種子の大きさは、直径約5mmの半円形。ウバユリの種子より少し大きい。
まだ熟していない果実。茎は枯れて葉はしおれている。 10月30日
ヤマユリは山野に生える多年草。夏の時期、芳香のある花を咲かせる。花はユリ科の中でも一番大きく、花被片は6裂し大きく開き、内側の模様が美しい。雄しべは6個、雌しべは1個つき、雄しべの赤色の葯が良く目立ちます。球根は食用になる。 7月16日 仙台市根白石
緑色の若い果実。ウバユリの果実より細長く大きい。 9月18日