キハダ(黄膚)はミカン科の落葉高木で、5〜6月に円錐花序をつけ花を咲かせます。雌雄異株で雄花と雌花は小さく目立ちません。果実は核果で、秋に黒く熟しヤマブドウのような実をつけます。
雌花序。雌花は花弁が5個、淡茶色の柱頭が大きい。
雄花序。雄花は雄しべが5個つく。花弁は大きく開かず目立たない。 5月23日
花には蜜を求めて多くの昆虫(カメムシ、アリ、ハナバチ)たちが集まる。
葉は対生し、奇数羽状複葉。
黄葉と果実。果実は核果で秋に黒く熟す。
樹形。高さが20m以上になる落葉高木
冬芽は茶褐色の毛が密生し、葉痕はU字形。
仙台市茂ヶ崎