アオギリ
アオギリ(青桐)は7月頃、枝先に円錐花序をだし多数の雄花、雌花をつける。雌雄同株で雌花、雄花が花序に混在する。雌花と雄花の花被片は、5裂して反り返り、基部の色は黄色からエンジ色に変化する。花は小さいので近づいて見ないと雌花、雄花の形はわかりにくい。アオギリは東南アジア原産で、仙台では庭木や街路樹として植栽されている。
雌花の花被片は5裂して反り返り、基部は開花時、黄色でその後エンジ色に変化する。子房から伸びた花柱は細かい毛が密生していて柱頭は紅色。
花序に雄花、雌花が混在する。雄花の花被片も5裂して反り返り、白色の花糸の先端に黄色の葯が球形につく。
枝先に総状花序をつける。葉は3〜7裂して大きく、キリの葉によく似ている。
果実は袋果で、若いうちに5裂し、各片に小さな球形の種子を1〜5個つける。 10月12日
アオギリは落葉高木で秋に黄葉するが、それほど目立たない。樹皮は緑色が混じった灰褐色で、若い樹皮は緑色。 11月20日
冬芽は細かい毛が密生して防寒帽子のようです。葉痕は円形で子供の顔のように見える。 2月10日