ヒメコウゾ(姫楮)は雑木林などの林縁に生える落葉低木です。雌雄同株で5月上旬に芽吹きと同時に雄花序、雌花序をつけます。果実は7月に赤く熟し食べられますが、クワの実のような甘みはありません。
雄花序は新枝の基部の葉腋につき、雌花序は新枝の上の葉腋につく。雄花序は直径約10mmの球形で、雄花が多数つく。
雌花序は直径約5mmの球形で、多数の赤紫色の花柱がつく。
赤く熟した果実。果実は集合果で熟すと食べられる。 7月10日
葉は互生し、ゆがんだ卵形や2〜3裂したり変化があり、先端が尾状に尖る。
樹皮は褐色で縦縞がある。
仙台市水の森公園