バイカモ(梅花藻)
バイカモは(梅花藻)キンポウゲ科の多年草の水草です。清流にしか生育できない水中花で、6月から9月にかけて白色の5弁の花を咲かせます。水中を這うように伸びた茎と濃緑色の葉が水中で流れに沿うように揺れる様子が、花の浮き沈みとあいまって趣があり時間を忘れさせてくれます。
花は白色の花弁が5個で基部が黄色。水中の葉腋から花茎を伸ばし水上でゆらゆらと揺れながら咲く。水かさが増すと水中に潜ったりするが、花は水中でもたくましく咲いている。小さな白い花が梅の花に似ているのが名前の由来のようです。
バイカモの茎は1m以上になり、濃緑色の葉は分裂して流れに沿って伸びる。水中で糸状の葉と茎の揺れる様子が川面一面に広がり、自然のパターンとなり美しい。
日差しが水面に屈折して水中の茎や葉の形が変化しキラキラ輝いている。撮影地の高瀬地区は、紅花の里として有名でこの時期は紅花も見頃です。
山形県高瀬地区