サンシュユ
サンシュユ(山茱萸)は中国原産の落葉小高木です。早春の頃、散形花序に多数の黄色い花をつけます。小さな蕾は一斉には開かないため、長い期間花を楽しめます。秋につける赤い果実と紅葉も美しく、公園や庭などに良く植栽されます。
咲きはじめの頃。花芽の総苞片は4個あり多数の蕾を包み込む。開いた総苞から2〜3個の蕾が開き、雄しべと雌しべが見えている。 3月12日
咲きはじめから1週間くらいで蕾の半分が開く。黄色の花弁と雄しべが4個あり雌しべは1個つく。4個の花弁は開花後反り返る。
満開に咲いた黄色い花は良く目立ち、春の訪れを感じさせてくれる。
果実は長さが約1.5cmの楕円形で果実酒や薬用に利用される。紅葉と葉脈も美しい。
ミズキ科のサンシュユの枝は、大きく成長し多数の果実をつける。 10月16日
樹皮は剥がれやすく剥がれた後は淡褐色になる。