ヒュウガミズキ
3月下旬頃からヒュウガミズキ(日向水木)の花が咲き始めました。トサミズキの花とよく似ていますが、花序につく花の数が2〜3個と少ないのがヒュウガミズキで、7〜9個つくのがトサミズキです。葉が出る前に咲くため満開になると淡黄色の花が良く目立ちます。4月下旬頃から葉芽が開き始め、新芽は紅色を帯び、若葉の縁にも紅色が残り美しい。
淡黄色の花弁が5個、雄しべが5個で葯は黄色、雌しべが2個つく。黄色い葯が裂けて花粉が出ている(上)。
満開に咲いたヒュウガミズキ。葉が出る前に花が咲くので良く目立つ。高さは2〜3mで公園や街路樹に良く植えられる。
新芽は紅色を帯び、若葉の頃は縁に紅色が残り美しい。葉はハート形で葉脈がはっきりしている。 4月26日
良く似ているトサミズキは花序に7〜9個の花が垂れ下がる。淡黄色の花弁が5個、雄しべは5個で葯は紅色。雌しべは2個あり雄しべより長い。