ウバユリの花
7月下旬から仙台市青葉山公園内のウバユリ(姥百合)が満開になりました。ウバユリは、ヤマユリやタカサゴユリのように華やかさはありませんが、淡緑色の花は爽やかで、真夏の林床に群生して咲く花は涼しげです。3月の芽生えから花の時期まで観察して見ました。
花被片は6個で横向きに咲き、大きく開かない、雄しべは6個、雌しべは1個で雄しべより長く突き出る。雄しべから花粉が出て虫が集まり花被片の中は汚れている。
林床の日陰に群生する。花は7〜10個つき、草丈は50〜100cm。
花被片や雄しべが落ち、結実した果実に雌しべの名残がついている。
生長した蕾が輪生状につく。 7月27日
青々とした蕾。 7月10日
茎が生長して新しい葉がのびている。 5月15日
生長した葉。 4月23日
若芽は緑色になり葉脈がよく目立つ。 4月16日
芽生え。 3月25日