タラノキ
8月になってタラノキの淡緑白色の花が咲きました。タラノキはウコギ科の落葉低木で、8〜9月に幹の先端に散形花序を出し小さな花を多数つけます。雌雄同株で両性花は雄しべが先に熟し、そのあとに雌しべが熟します。生長が早く4月中旬に伸び始めた新芽は、8月には3m以上の若木に生長しました。
両性花は花弁が5個、雄しべが5個で先に熟す。中心にある雌しべはまだ熟していない。
花弁と雄しべが落ちた後、雌しべが熟す。花柱は5個。
葉は大形の羽状複葉で、幹や枝に鋭い棘がある。
新芽の頃、高さは約1m50cm。 4月16日
側芽から新芽が伸び始めている。 6月3日
開き始めた羽状複葉の葉。 6月3日
高さが約3mになっている。 7月8日
開花の頃には樹高が3m以上になる。 8月12日
仙台市茂ヶ崎