オニドコロ
つる植物のオニドコロ(鬼野老)は雌雄異株で7月〜8月に花を咲かせます。雄花も雌花も淡緑色で花被片が6個で平開します。雄花序は直立し多数の小さな花をつけ、雌花序は垂れ下がり、花の下に子房がつきます。果実はさく果で、秋に熟すと裂開して種子をだしたあとも残ります。
若い果実に花被片がついている。
雌花序は下垂し、花の下に子房がつく。雌花の花被片は淡緑色で6個。
雄花序は直立し淡緑色の小さな花を多数つける。
葉は互生しハート形で、先は長く尖る。
黄葉と熟した果実。 10月8日
果実はさく果で、熟すと3個の翼の上部が裂けて、3室に種子がそれぞれ2個つく。 12月17日
種子は長さが約5mmの楕円形で、片側に長い翼がついている。翼を入れると長さは12〜15mm。
果実は種子を出したあとも翌年まで残る。 1月27日
仙台市茂ヶ崎