秋の七草
秋の七草は、秋に咲く代表的な草花のことで「ハギ、ススキ(オバナ)、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ」の七種です。万葉集に収められた山上憶良の2首の歌がはじまりと言われています。七種の花は人里で普通に見れる花で、親しみがあり色彩も様々です。1200年以上の昔に、身近な草花を歌にして楽しんだ日本人の心の豊かさが伝わります。
ススキはイネ科の多年草。草地に普通に見られる。
クズはマメ科のつる性多年草。夏から秋にかけて草地や林などに繁茂する。
ナデシコはナデシコ科の多年草で、カワラナデシコとも呼ばれる。
オミナエシはオミナエシ科の多年草。黄色い小花には昆虫が多く集まる。
フジバカマはキク科の多年草。筒状の花冠から2裂した花柱が飛び出ている。
キキョウはキキョウ科の多年草。花冠の青紫色の模様が美しい。
仙台市茂ヶ崎