ヤブレガサはキク科の多年草で、やや乾いた林床に生えます。7〜8月に咲く花は目立ちませんが、円形に広げた葉には風情があります。根出しの頃の葉が、破れた傘のように見えることが、名前の由来のようです。
根出しの頃は、白い綿毛ににおおわれる。
根出葉は生長すると7〜9裂し掌状に広がる。 6月3日
花は円錐花序に頭花がつく。頭花には約10個の筒状花があり、雌しべの柱頭が2裂して丸く反り返る。 7月2日
初夏の頃、花茎をのばし、草丈は60〜120cmになる。
果実はそう果で、長さが約8mmの冠毛が多数つく。 9月10日
仙台市茂ヶ崎