イタヤカエデ(板屋楓)はムクロジ科の落葉高木です。花期は4〜5月で、花序を上向きにつけ、5弁の黄緑色の花を咲かせます。カエデの仲間では、早い時期に咲き、小さな黄緑色の花は、遠くからみると芽吹きのように見えます。
萼片と花弁が5個、雄しべが8個、雌しべが1個。開いた冬芽から先に花芽が咲き、その後、新芽が伸び始めている。
かたい冬芽が開き出し芽吹き始めている(上)。新芽は赤みを帯びる(下)。
果実は翼果で、葉の下に垂れ下がる。葉は浅く5〜7裂し先が尖る。 6月26日
カエデの仲間では、葉が大きく黄葉が美しい。 11月12日
冬芽の芽鱗は3〜5対で、葉痕は小さい三日月形。
仙台市青葉山公園