コナラ
コナラ(小楢)は雑木林を代表する樹木で、4月下旬から5月にかけて花を咲かせます。芽吹きと同時に雄花序と雌花をつけます。花は目立ちませんが、新緑と黄葉が美しく、秋にはドングリをつけ雑木林に恵みをもたらします。
芽吹きと同時に雄花序を垂れ下げる。新芽には綿毛が密生している。
雌雄同株で雄花序は新枝の下から垂れ下がる(上)。雌花は新枝の上の葉腋から上向きに数個つく(下)。
一斉に多数の雄花序が垂れ下がる。
広げたばかりの若葉。葉は互生し長楕円形で鋸歯があり、葉柄があるのでミズナラと区別ができる。
新緑の樹形。
若いドングリ。 9月5日
黄葉と樹形。 11月22日
樹皮は縦に不規則な裂け目がある。
前年つけたドングリから芽が出ている。 4月13日