シラキ
シラキ(白木)はトウダイグサ科の落葉小高木で、初夏の頃、雌花と雄花を咲かせます。雌雄同株で総状花序に多数の雄花をつけ、基部に雌花をつけます。仲間のナンキンハゼと同じような花序をだし花は良く似ています。果実はさく果で、秋に熟すと裂開し扁球形の種子が顔を出します。花は小さく地味で目立ちませんが、紅葉と裂開して顔を出す種子は美しい。
花序の基部に雌花をつけ、花柱は3個つき先が丸く下垂する。
雄花の雄しべは3個で花序の上部まで多数つく。
葉は互生し、卵状楕円形で縁が波を打ち全縁。
若い果実。3個の花柱が見える。 7月22日
裂開した果皮から黒色の斑紋がある種子が顔をだす。
紅葉の頃、果実が同時につける。 11月5日
冬芽は三角状の芽鱗に包まれ、葉痕は半円形で維管束痕は3個。
樹皮は灰白色で滑らか。名前のように材は白く、建築材として利用される。
仙台市茂ヶ崎