面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

スベリヒユの果実

スベリヒユは日当たりの良い草地などに生えるヒユ科一年草です。花期は7〜9月で、5弁の小さな黄色の花を咲かせます。果実はドングリのような形で、秋に熟すと横から裂けて上部が脱落し、黒色の小さな種子を多数散布します。

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ドングリのような形の果実は熟すと横に裂け上部が脱落し、下部には黒色の種子が多数はいる。

 

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種子の大きさは、約0.6mmの歪んだ円形で、表面がザラザラしている。

 

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茎は赤紫色を帯び、地面を這って広がる。葉は肉厚のヘラ形で光沢がある。葉と茎は食用になり、茹でて酢みそ和えなどにして食べる。ぬめりがありワラビに似た食感で美味しい。

 

仙台市若林区