ヤブツルアズキとツルマメ
ヤブツルアズキとツルマメは、8月頃から日当たりの良い草地や河原などに花を咲かせます。どちらもマメ科のつる性一年草で、草などに巻きついて生長します。同じ草地にはヘクソカズラやノブドウ、ガガイモなどのツル植物も見られます。
ヤブツルアズキ(薮蔓小豆)の花は黄色の蝶形で、大きさは約2cm。
長いツルで周りの草などに巻きつく。葉は3小葉で、小葉は狭卵形。
果実は長さが5〜9cmの線形。
果実は熟すと黒色になり、捻れて裂開し種子を弾き飛ばす。 12月29日
種子は長さが約4mmの長方体。
ツルマメ(蔓豆)の花は淡紅色の蝶形で、大きさは約5〜8mmと小さい。
ススキの葉に巻きつくツルマメ。
葉は3小葉で、小葉は披針形。
果実は豆果で毛が密生する。 12月29日
豆果の長さは約2〜3cmのサヤ状で、サヤの中に2〜3個の種子が入る。
種子の大きさは、長さが約4mmの楕円形。