落ち葉4
11月下旬になり、仙台市内の木々は落葉が目立つようになりました。ウコギ科のタカノツメやコシアブラなどは、すっかり葉を落としましたが、落葉後、淡黄色から黄褐色になり色が濃くなっています。紅色に鮮やかに紅葉したハゼノキやメグスリノキ、ハウチワカエデなどは、落葉後も鮮やかさを保ちよく目立っています。
3出複葉のタカノツメ。落葉後、茶褐色に変化する。
掌状複葉のコシアブラ。落葉後は褐色になり枯れやすい。
3小葉のクズ。5〜7対ある側脈がはっきり見える。
奇数羽状複葉のハゼノキ。落葉後も鮮やかな紅葉が楽しめる。
3出複葉のメグスリノキ。小葉に紅色のグラディーションがつく。
カキノキ。茶褐色の紅葉に暗褐色の斑点がアクセントになる。
落葉後も豊かな色彩のハウチワカエデ。
落葉後、虫食いが目立つウリハダカエデ 。
鮮やかな紅葉のコハウチワカエデ 。
掌状に5〜7裂するイロハモミジ。
ハナノキ。カエデの仲間なので鮮やかに紅葉する。
軍配の形をしたユリノキの黄葉。
鮮やかに黄葉から紅葉するモミジバフウ。
シラキ。鮮やかに紅葉するが落葉後は傷みやすい。
クリ。20対以上の針状の鋸歯があり、縁から褐色になり枯れていく。
常緑樹のシロダモ。落葉後は茶褐色になり枯れる。