木々の若葉2
仙台市青葉山公園や水の森公園には、自然がそのまま残った雑木林があり、散策や森林浴などに最適な公園です。5月中旬になり公園内の雑木林では、ホオノキやトチノキ、オニグルミなどの高木が若葉を広げています。林縁にはガマズミやヤブデマリ、ムラサキシキブなどの低木やイロハモミジやハウチワカエデ、リョウブなどの高木も若葉を広げています。奥まった所にはコシアブラやハリギリの若木が掌状の大きな葉を広げています。
枝先に互生する大きな楕円形の葉が輪生状に集まってつくホオノキ。
掌状複葉の大きな葉のトチノキ。小葉は5〜7枚あり多数の側脈がはっきり見える。
枝先に奇数羽状複葉を輪状に展開するオニグルミ。小葉は5〜9対あり卵形。
奇数羽状複葉のヤマウルシ。小葉は7〜8対あり先端は尖る。
枝先に上向きにつく奇数羽状複葉のキハダ。小葉は3〜4対ある。
5〜7裂する切れ込みが美しいイロハモミジ。
浅く9〜12裂する掌状の大きなハウチワカエデ。
浅く3〜5裂するウリハダカエデ。
葉柄が赤味を帯び、枝先に楕円形の葉が集まってつくリョウブ。
装飾花と同時に葉を広げるヤブデマリ。
浅く3〜5裂する葉に花芽が垂れ下がるウリノキ。
鋸歯は尖るがクヌギやクリより穏やかなコナラ。
針状の鋸歯がまだ柔らかいクヌギ。
葉は対生し、側脈は葉縁に達しないノリウツギ。
葉は対生し鋸歯があり、側脈は葉縁に達しはっきり見えるガマズミ 。
若い果実と同時に葉を広げるヤマグワ。
葉は対生し、先が尾状に尖るムラサキシキブ。
枝に鋭いトゲがある奇数2回羽状複葉のタラノキ 。小葉が3〜7対あり葉数の多さに圧倒される。
小葉が5枚ある掌状複葉のコシアブラ。
掌状の深い切れ込みがあり、枝に鋭いトゲがあるハリギリ 。