スミレの仲間
スミレには多くの種類があり、雑木林などに3月下旬から5月上旬まで咲いています。道端の歩道や土手、石垣の隙間などに生え、小さくて可憐な美しさを見せてくれます。花弁の色や花弁につくスジなどに変化があり、葉の形や生える場所もそれぞれのスミレによって違いがあります。
タチツボスミレは唇弁の淡紫色のスジが美しく、葉はハート形。
タチツボスミレは群生で咲くことが多く、人里の土手や雑木林の林床などに生える。
ニオイタチツボスミレはタチツボスミレとよく似ていて、花弁の色は濃紫色。
ナガハシスミレは距が著しく長いのが特徴で、葉はハート形。
コスミレは黄緑色の柱頭がカマキリの頭のような形。葉は長三角形で、スミレの仲間では開花が早く3月下旬に咲き始める。人里の土手などに生える。
スミレの花弁の色は濃紫色で、葉は細長いヘラ形。人里の草地などに生える。
ノジスミレは道端などに生え、花弁は紫色で葉は長三角形。
ツボスミレの花弁は白色で唇弁に紫色の筋がある。葉はハート形。
マルバスミレは白色で葉は丸形。雑木林の林床などに生える。
マキノスミレは花弁が赤紫色で高さが約5cmと小さい。葉は長三角形。