スギナとツクシ
4月中旬になり道端ではスギナが一斉に伸びてきました。スギナはトクサ科のシダ植物で胞子で増えます。ツクシはスギナの胞子茎で、ツクシとスギナは地下茎で繋がっています。ツクシは3月中頃から芽を出し、生長したツクシは次々と胞子を放出します。スギナもツクシが胞子を出し始めたころ伸びてきます。
伸び始めたたスギナの葉に水滴がついてキラキラ光る。
胞子を放出したツクシはしおれて、スギナが伸び始めている。
芽を出し始めたツクシ。ツクシの頭部は亀甲模様で、胞子を出すときに亀甲片の輪郭に隙間ができ開いてくる。
胞子のうが破れて胞子を出しているツクシ。左側に3〜4mmの線状に見えるのが飛び出した胞子(拡大しないと良く見えません)。
インクカートリッジのような胞子嚢に緑色の胞子が無数に入っている。白くなっている胞子嚢は胞子を出し終えている。
胞子のうが裂けて胞子が出ている。胞子は緑色の粉末に見える。
胞子を出し終えたツクシのそばに寄り添うようにスギナが伸びている。