コブシの果実
10月中旬、街路樹のコブシの果実が裂開して種子が顔を出しています。果実は袋果で熟すと果皮が裂開して朱色の種子が出てきます。よく見ると種子は白い糸状のものにくっついて垂れ下がり、直ぐには落下しないでゆっくりと落下します。
果実は袋果の集合果で様々な形に変形する。朱色に見える種子は直径、約10mmの歪な球状で、黒色の種子を包んでいる。
朱色の種皮を剥がすと、黒色の種子が2個入っている。黒色の種子は長さが約0.9mmの楕円形でくぼみがあり固い。
裂開する前の集合果。 9月27日
早春に咲く花は両性花で、雌しべは緑色の花床の周りにつき、雄しべはヘラ状でその周りを囲むように多数つく。 4月7日
モクレン科の落葉高木。