ヌスビトハギ
ヌスビトハギ (盗人萩)はマメ科の多年草で、8〜9月にピンク色の小さな花を咲かせます。花は小さく目立ちませんが、果実は秋から冬に熟すと、果皮に細かい鉤が密生するひっつき虫になります。このひっつき虫は、衣服や動物にくっつき、マジックテープのような仕組みで何度もくっついたりはずしたりできます。ヌスビトとは可愛い花にはふさわしくありませんが、名前の由来は果実にあるようです。
マメ科特有の蝶形の小さな花。花は花序にまばらにつく。
草丈は60〜100cmで、葉は3小葉からなる。
9月には若い果実がついている。
果実は熟すと茶色になり、メガネのような形で2個が一緒につく。 12月10日
果実は半円形で表面に細かい鉤が密生する。果実はマジックテープのように衣服や動物などにひっつく。
果皮は薄く、中に半円形の種子が1個入っている。種子は長さが約6mm。
仙台市茂ヶ崎