ガンクビソウ
ガンクビソウ(雁首草)はキク科の多年草で、8〜9月に小さな黄色の花を咲かせます。花は頭花で枝先に1個つき、基部に2〜4個の葉状苞があります。秋から冬にかけてつく果実はそう果で、先端から粘液を出し動物などに付着するひっつき虫です。
花は頭花で両性花の柱頭は先端が2裂する。頭花の直径は約7mmで、総苞は下部が膨らんでいて直径8〜9mm。
頭花は枝先に1個つける。花の様子がキセルの雁首に似ているのが名前の由来のようです。
果実はそう果で下向きに多数つく。細くなった先端から粘液が出ているのがわかる。 12月17日
果実の長さは約3.5mm。互いに粘液を出してくっついている。この果実にくっつかれると厄介です。粘液で手がネバネバしてなかなか取れません。
仙台市茂ヶ崎