面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

シンテッポウユリ

シンテッポウユリ(新鉄砲百合)は、タカサゴユリテッポウユリの交配により作られた園芸種です。花期は8〜9月で、白色のラッパ状の花をつけます。果実はさく果で直立し、11〜12月に熟して上部が裂開し、風が吹くと種子が飛び出します。

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上から見ると裂開した果実は、6室に分かれ種子が整然と積み重なっている。

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果実は長さが10〜12cmと細長い。横から見ると裂開した果皮は、細い繊維でつながっていて、横からは種子がこぼれない仕組みになっている。

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種子は長さ約5mmの偏平で、周囲に幅2〜3mmの翼をもつ。

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草丈は1〜1.5mで、花はテッポウユリに似るが細身で、葉は幅が狭く細長い。  8月31日

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若い果実は黄緑色で直立する。 9月28日

 

仙台市青葉山公園